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昨日vipでやって意外と好評だったんで、今日はオープンでやるで
主にアニメから入った層へ、可能な限り答えるよ！

好きなキャラは？

今からゲーム買うならなにがいいかな？

ゲーム全部やってるの？

どんな作品をやってるん？

らぶらいぶについてひとこと

アケマスからってガチの古参なんだな……大先輩だ。
ワンフォーオールって廉価版でるけどそっちじゃ駄目？

コ　マ　ン　ド　ー　とか好き？

この頃から現在まで続くと思った？

テレビチャンピオン出た？

ヴァイスシュヴァルツやった？

アイマスコンテンツに月何万使ってる？

おーぷんは良くも悪くも飽きっぽいんだ
だから質問スレよりも語りスレで淡々と進めた方が良いと思う
古参Pならアイマスの歴史を見てきた人だし話に興味ある人も多いだろうしね

とりあえず俺がアイマスを知った所から

当時の俺はまだ高校生、ゲーセンの格ゲーや音ゲー中心に遊んでる感じだった。
アニメも好きだったけど、今程には見てなかったね。にわか程度だったかな。
今でこそゲーセンってオタクのホームグラウンドとなっているけど、当時は鉄火場の様相を呈していて、不良や族がごろごろいてね、殺伐としてた。
俺は一般ピーポーだったけど、常連になるとそういう人達とも知り合いになって、「結構気さくな人たちなんだな」とか思ってた。

そんな所に突然現れたのが、アイドルマスターのアーケード版。
アイドルってだけで世間からは変なイメージもたれていたのに、それが二次元になってしかもゲーセン！？なんて話題になった。
最初は俺もひたすら嘲笑してたよ、こんなの誰がやるんだってね。
実際に俺が通ってたゲーセンは個人経営の小さい所で、アイマスはたった一台しか無いにもかかわらず誰も座らなかった。

話が変わってきたのは、アイマスがやってきてから一週間位たった時、いつも空席だったその台に座る人がちらほら出てきた。
日に日にその人数は増えて行き、常連達の間では「あいつらどっから湧いて来たんだ？」なんて言われてた。
後で知った事だが、当時アイマスは都心部の大型ゲーセンでは列が出来る程の人気で、空いてる事が珍しい位だったとか。
きっとP同士の情報網（ネットも今程流行ってなかったので恐らく口コミ）で伝わったのだろうね、空席状態は解消されてきていた。

そこまで人気なら、と言う事で俺も座ってみたのが全ての始まりだった。
それまでの育成ゲームとは全く違う要素のオンパレードで、２時間もしたらどっぷりハマってたよ。
タッチパネルやメールシステム、オンラインバトル、まだまだ普及したばかりのことが多くて、凄く新鮮だったんだ。

アーケード参考動画
ttps://www.youtube.com/watch?v=M8_2h9f0JbA



そこから俺はずぶずぶと嵌っていって今に至るわけだけど、こんな感じでアイドルに全く興味なかった層も取り込んでいったアイマス。
アーケードに対して情熱のあるナムコらしい戦略が続いて、あれよあれよと知名度が上がっていった。
と、同時に一部のオタク達から叩かれるようにもなった。
前述した通り、当時はアイドルと二次元って水と油だったんだよね、３次元の印象が強いアイドルは受けがよくなかったんだ。

それが変わったのが、稼働から約一年半後の2007年1月25日、家庭版の発売だ。
新キャラクターである「星井美希」を追加し、ほぼ新作と言える状態でXBOX360で発売。
……そう、ハードは箱だった。
初代XBOXの評価が悪かったので、持ってる人が少ないハードと言えたので、全国のPは頭を抱えた事だろう。
ま、結局本体ごと買っちゃうんですけどね。

今来たわ
>>1とほぼキャラが同じ好みでワロタwww

ただ違ったのは765だけ
765に限ってはキャラに順番なんか付けられん

なぜそんな家庭版が転機のきっかけとなったかと言うと、一つの動画がつべにアップされたからなんだ。
有名だから知ってる人も居ると思う。

「セクハラP」
ttps://www.youtube.com/watch?v=3ClTxoNusns



これは家庭版の美希ルートを遊んでいる時に出る、いわゆる「パイタッチコミュ」である。
アイドルなのにまんざらでも無さそうな美希、そしてそのあまりのエロ可愛さに籠絡された人を多数生み出した（って言われてる
「Youtubeの動画にコメントをのっける」程度の機能だったニコニコ動画で大人気となり、その後ほどなくそて「とかちつくちて」「ロリ演歌」の双海ブームが発生する。

こうしてネットの世界に名を轟かせたアイマスは、瞬く間にニコニコ動画で人気のコンテンツとなる。
ふたばちゃんねるでも盛り上がりを見せるようになり、二次元界隈へと受け入れられるようになったんだ。
ここでPになった人はかなり居ると思う。

この時点でのアイマスの評価は、「3Dポリゴンで歌って踊って反応を返してくれるギャルゲー」って所かな。
まだまだ中の人のラジオを聴いたり、ライブに参加するような熱心なPは少なかった。
でも、このライト層もワイワイ盛り上がれるっていうのが、アイマスの強みと言えたんじゃないかな。

その後程なくして発表されたのが、アニメ化の話。
当時のP達は、誰もが「彼女達の活躍がテレビで見れる！」と思ってた。
地上波アニメ化って今以上に出世した感があったから、皆wktkしまくってたね。
そしてできたのが……

「アイドルマスターXENOGLOSSIA OP」
ttps://www.youtube.com/watch?v=W671E5X97s0



これである。
声優総取っ替え！？ってかロボ！？キャ、キャラデザー！！等々……
誰もが落胆し、だけど折角だから見るかと無力感に苛まれながら視聴し、最終的には物語としては面白い部類に入ると言う、何とも残念な結果に終わった。
今の所、公式は黒歴史扱いにしてます。

最近アニメ見たんだけど皆いいキャラしてるよね
好きなのは美希だけど春香みたいなのもいいよね

その後、2008年には「アイドルマスターLiveForYou!」が発売。
「ファン代表P」という、Pなのかファンなのか分からない、とても微妙な立場のキャラを出して一部から多少叩かれるも、曲が良かったので概ね好評。
ゼノグラシアに対する謝罪のつもりなのか、OVAでショートアニメを出して「これこれ！」と言われたり

「Live For You 初回生産版限定OVA」ttps://www.youtube.com/watch?v=FyVciwzTfes



二次創作の「ぷちます！」が公式に声をかけられて商業誌で連載をはじめる等、じわじわと盛り上がり続けていった。
この時点でのアイマスの評価は、「アイドルというキャラクターを自由に可愛がれるコンテンツ」と言えるかな。
「ギャルゲー」からはもう脱出して、「アイマスと言うコンテンツ」にまで成長していた。

そんな時に発表されたのが、PSPゲームであるアイドルマスターSPの発売。
そして星井美希のライバルキャラ化でした。

「アイドルマスターSP PV1」
ttps://www.youtube.com/watch?v=Wzv0yldrNJ4



これは、本当に衝撃だった。
それまでの「一致団結」とか「仲間だもんげ！」とか、そういう大切に築き上げたキャラクター関係が崩された瞬間だった。
全国のPは愚か、中の人達まで戸惑う事となり、炎上手前まで騒がれてたね。
だけど、蓋を開けてみたらゲーム自体は面白く、ライバルと言っても仲が悪くなるわけではなかったのですぐに治まった。
加えて新キャラクターである「我那覇響」「四条貴音」がとても魅力的で、彼女達も765プロにきて欲しいと言う声が多くなっていた。
PSPはモンハン等で普及台数が多かったので、そう言った部分にも助けられて、結果的には新規Pを確保する事に成功したと言えるね。
ここまでは「古参」と言っていい人だと、俺は考えてます。

ちなみに、この時にはすでに3rdライブまで終わっていて、アイマスライブの認知度も飛躍的に上がっていった。
当時の声優ライブといえば田村ゆかりや堀江由衣といった個人での開催が多かったから、作品でのライブって物自体が珍しかったね。
サクラ大戦が流行ってたのでそれの真似事と言われる事も多かったけど、そんな意見を気にせずに楽しむ人が増えて来た頃だった。
(ただ、サクラ大戦がなければ、アイマスもライブやったりはしなかったかもしれない。)
俺も初参加は3rd、会場にはすでに多くのPが集まっていて、良くも悪くも「熱い」人が多い印象だったかな。

その後、DSでもアイドルマスターが発売。

「アイドルマスター Dearly Stars PV」
ttps://www.youtube.com/watch?v=L4zpNYnb-yE



初めて出て来た「後輩」に、世代交代かと騒がれるも、そんなことどうでも良くなるくらいのぶっ飛んだキャラクター性にノックアウトされた人が続出。
SPの成功もあって、携帯ゲームはアイマスと親和性が高いと言われるようになった。

ここまでが、「１stVision」と言われる所です。
最も、「1stVision」と公式が明言した事はない（はずだ）けどね。
何故そう呼ばれるのかは、これから話す事が大きく関わって来ます。

ちょっと休憩。

9・18事件の時の心情をお願いします

その後も飛ぶ鳥を落とす勢いのアイマス、4thライブも成功し、漫画版も数冊敢行。
ニコニコでは相変わらずの人気を誇り、数々の名作動画が生まれ続けていました。

そして５周年記念のライブで、それは新たな節目を迎えることに。
「アイドルマスター２」の発売、そして「2ndVision」の発表だった。
これは5thライブの一日目に発表され、正統ナンバリングを心待ちにしていたP達は歓喜の渦に飲み込まれました。

その様子がこちら↓
「アイマス2 1st & 2nd PV」
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm12042663

（ニコニコ動画です）

見て頂ければ分かる通り、この時点では誰もが喜んでいたんだよね。

うきうき気分で臨んだ二日目、P達は最初の衝撃を受けます。
萩原雪歩役の声優、長谷優里奈さんから、浅倉杏美さんへと変更される事が、第二弾のPVで発表されました。
第一弾PVでは全く気づかなかったので、誰もが「嘘だろ…？」と固まってしまったのを、今でも思い出せる。

だけど、声どころか手足まで震えている浅倉さんの登場で、会場は一気に応援ムードに。
前々から噂されていた事、長谷さんだけ唯一出演していなかった事もあり、ここに関しての対ショックは取られていたので、皆で歓迎しようと言う雰囲気がありました。

このライブで発表された情報は瞬く間にネット上のアイマスコミュニティへと伝わっていき、各地で議論が交わされた。
「2」の発表に喜ぶ人、ゆりしーの引退理由を邪推する人、貴音と響の参入を歓迎する人、嫌悪する人……。
色んな意見が毎日飛び交っていて、2chの本スレ、避難所、ニコニコ、アフィ、色んな場所で色んな反応があった。
ただ、全体的にはまだ歓迎ムードではあった、一新されたキャラデザが良かったので、明るい未来が見えてたんだよね。

しかし、その後とんでもないことが起こった。
「765プロダクション2010年決起集会」と名付けられたイベントが、東京ゲームショーで開催。
「これから頑張ります！」と四条貴音役の原由美さんが話していた所に、ライバル事務所の社長である黒井が不適に笑って登場する演出が、突如として鳴り響く。
そして声高々に発表された最新PV。その内容は、「男性アイドル」のライバルキャラクター、「Jupitar」の発表だった。
ざわつく会場の中、さらに総合プロデューサーがさらっと「水瀬伊織、双海真美、三浦あずさ、秋月律子のプロデュース不可」という情報を話し、どよめきが一瞬。
あまりにも突然、そして考えもしなかった方向性に会場のプロデューサーは混乱する余裕すら無く、ただただ呆然。
その後予定されていたアンコールステージが、まさかの「拍手無し」で行えない等、衝撃の展開がたった数十分で起こる。
これが、後に「9.18事件」と呼ばれる出来事の、始まりだった。

その後も色々なことが起こるけど、全部を書くとキリが無いので省略します。
詳しく知りたい人はニコニコ大百科に個別記事があるので、それを参照してみてね。

一番問題になったのは、脱退でもプロデュース不可でも新キャラでもなく、公式側の対応。
ファンの反応を軽視して「何とかなるだろう」という様に捉えられてしまう事を連発したのが、一番まずかった。
この一件で、それまで友好的だったファンは途端に好戦的になった。

ただし、公式だけが悪かったと言うと、そうではない。
空気が悪いと何をしても悪く見えてしまう様で、今にして思えば「そこまで怒らなくても」って事にすら噛み付く人が続出。
アイマスの外からやって来た野次馬にすら冷静に対処できず、熱くなりすぎていたのも問題だと、個人的には思います。
実際にそう感じた人が多かったのか、今ではこの話しを自分から話す人は殆ど居ません。
それは「学生時代のやんちゃ話を話したくない」心理に似ていて、色々と自戒の念を抱いている人が多いからだと思っています。

また、結果的にはこの出来事があったから今のアイマスがあるとも言えるので、そこまでタブー視する物でもないと思う。
いつの日かこの出来事を「そんなこともあったなぁ」と笑い飛ばせる日が来ない限り、事件はまだ続いているとも言える……。

休憩、ってか眠くなって来たｗｗｗ
おーぷんってスレはすぐ落ちるのかな？
残るなら明日続きを書くけど、落ちるならここまでにするね。

ゼノグラシアってやっぱりPには人気ないんですかね……

さて、そんな逆風のまっただ中にあるアイマスだけど、それでも踏みしめるようにゆっくりと歩み続けていく。

年末にはアイモバのサービスが開始、アプリではなくサイトで遊ぶ事が出来るブラウザゲームのような物で、需要はわりとニッチ。
いわゆるGPSという位置情報機能を利用したゲームなんだけど、これが中々に厳しいんだ。
例えば「銀座で仕事」というミッションを受け取ると、本当に銀座に行かないとミッション達成が出来ない。
日本全国を505のエリアで区切っている為、当然「北海道のプレイヤーが沖縄に行けと言われる」なんて事態も起こる。

しかしそれを逆に利用して、行く事が不可能な場所にはオンラインで代行依頼を出す事も可能。
東京に居るPが大阪の仕事を受け取り、それを大阪に居る友人に連絡して達成してもらう等、エリアゲームらしい仕掛けがある。
最近はツイッターと連動して、そのエリアに居るPに仕事を達成してもらうのが主流みたい。
なにより、このゲームには765アイドル13人が全員登場する。
それだけで救われた人も当時は少なくはなかっただろうね、全国のPと繋がる感じはアケ時代を思い出させるのもあって、手を出す人はそれなりにいた。
今にして思えばOFAの雰囲気はこの時からあったかも。

「アイモバi　iPhoneアプリ版PV」
ttps://www.youtube.com/watch?v=NMA1UcQgRSk


（iPhone版はシンデレラより後だけど、分かりやすいと思ったのでこの動画で。）

未だに地味に人気があるサービスだと思うけど、残念ながらAndroidではプレイできない。対応はよ！

そして2011年の年明けライブ、待ち望んでいた２回目の地上波アニメ化が発表された。

「アイドルマスターアニメ化 PV 第一弾」
ttps://www.youtube.com/watch?v=nzgZgTxJFQs


（アニメ化のPVは1:58～から）

ただ……この時点では、誰もが「やっとまともなアニメが出来る」としか考えてなかった。
いや、発表されたときは物凄い盛り上がったんだけどね。興奮して眠れない位だった。
これがまたPVのキャラデザが可愛くって、今度こそ求めていた物が見れるんだ！なんてねｗｗｗ
ただ、どうしても前例を思い浮かべる人が多かった。俺もそうだったなぁ。
もはや「アイドルが普通にアイドル活動をしている風景」だったら、何でも良かったんだ。
そんなこんなで、このアニメ化の話はやがて水面化でじわじわと盛り上がる程度に落ち着く。

そしてその後、いよいよアイドルマスター２が発売。

「アイドルマスター２メドレー」
ttps://www.youtube.com/watch?v=otIansA9l6I



少し成長した765の面々が活躍する姿にはやはり感慨深い物があったのか、前評判よりも受けが良かったのは覚えている。
とはいえ「最低評価が普通の評価に戻った」だけとも言え、プロデュースできない竜宮小町がやはり浮いて見えてしまった。
また、ストーリーが微妙とも評価されており、満足度は決して高い物ではなかった。
アイドルマスターに初めて触れる人に取ってはいいゲーム、既存のファンにとっては微妙なゲーム、そんな評価をされていたかも。

ただ、この時点ですでに9.18事件の影響はなりを潜めていたと言える。
最もそれは、事件をきっかけにアイマスから離れていった人が出尽くした、という事なんだけど…。
どこもかしこも民衆大移動でばたばたしていた村が、引っ越し作業が終わって静けさをとりもどした感じかな。
残った人達は、すでに2ndVision応援体制に入っていて、今度始まる6thライブから心機一転頑張ろう、なんて感じだった。

また、この当時のアイマスラジオには妙な緊張感があった。
わいわい騒いで賑やかだった放送が、メールをしっかり読んで宣伝もきっちりこなす、落ち着いた雰囲気へと変化していった。
それはきっと必要だった変化で、アイマスの裾野を広げる下準備を粛々とこなしていたんだなと、今にして思う。

その後、アイマスはまた大きな節目を迎える事となる。
アニメ版アイドルマスター、通称「アニマス」の放送開始。
第一話を見た俺は、あまりの完成度に度肝を抜かれた。
これはアケマスだった。

元々、アーケード版のアイドルマスターにはある特殊な空気感があった。
それは「現実には無い芸能界」で「現実にはいないアイドル」が「現実にはいないファン」を相手に「現実には無い活動」をするというもの。
その奇妙な空気感がアーケード最大の魅力だと思っていたんだけど、アニマスの第一話はそれを見事に再現してくれていた。
ドキュメンタリー番組仕立てに演出され、芋臭いセンスの掛け合いやコマ割りが続き、最後にはしっかりとプロデューサーが登場。
アイドルを表側からではなく裏側から描いたシーン、まだまだ未熟な765プロのアイドル達……。
紛れもなくそれは、360でもSPでも2でもなくアーケードの雰囲気で、初めて見たときは呆然としてしまった。

一方で、一般的な意見としては「微妙」の一言に尽きていたように思える。
確かに、アニメとしてあの一話は分かりづらかったかもしれない。
新規ファンを掴むという意図は、失敗に終わったと言えるんじゃないかな。

「アイドルマスター　第一期OP REDY!!」
ttps://www.youtube.com/watch?v=kxYDGWNZkf0



そんな感じでPの間でも「最高」という評価と「微妙」という評価が入り乱れる、不思議な第一話だった。

しかしその評価は、放送が続くに連れて右肩上がりとなっていく。
アーケードの魂を受け継いだアニメ版は、やがて現代的な２の雰囲気も見せながら、盛り上がっていった。

「アイドルマスター　第二期OP CHANGE!!」
ttps://www.youtube.com/watch?v=_wQZvCgtFSk



はっきり言わせてもらうと、ストーリーはいたって平凡な物だと思う。
弱小事務所が一致団結して有名になっていく仮定を描く、それだけの物語。
でもそこにある育てた感がアイマスの魅力で、改めてその雰囲気を感じ取れただけでも感無量だった。
多くのPが「戻って来た」と、思ったのではないかな。
そして平凡なストーリながらも、しっかりとテーマに沿って作られているのが、なによりも凄い。
俺は正直、ヒューマンドラマでこれを越えるアニメは無いと思ってる。

P達からもこの時点ですでに「最高のアニメ化」と言われるように。
そして物語終盤には、現在のアイマスを決定づける、ある一つの答えを出して放送は終わる。
それが何かは、是非とも視聴して確認してもらいたい。

ここから公式とファンの距離感が多少変わってくる。
今までの隣を歩いて来た感じから、公式に手を引っ張ってリードしてもらう雰囲気になってくる。
実際には公式側から貰う一方で、それまでファンから何か出来た事なんて少ないんだけどね。
でも、P達の意識に変化が出て来た、いい意味で「お客様」として楽しむようになって来たんだ。
「俺たちが育てた」と言う妄想から脱却し、今まで色々としてくれて来た公式に対して、感謝の言葉を述べる人が多くなった。
アニメでしっかりと描いてくれたからだろうね、エゴイズムが無くなったとも言えて、それはきっといい変化だった。

徐々に復調の兆しを見せ始めていたアイマスだったけど、またしても大きな変化が起きる。
ソーシャルゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」の配信が開始された。

「シンデレラガールズ CM集」
ttps://www.youtube.com/watch?v=CVuoU-8jvVg



当時このCMは話題を呼んだ。
何かって言うと、「この黒髪現代っ子は誰だ！？」という物だった。
渋谷凛と言うキャラクターが浸透しきっていない所に、突然声付きで登場したから驚いたんだよね。
この時はまだ声がついているシンデレラガールズはいなかったから、もしかして次世代の主役かと囁かれていた。
結果、それはやっぱり当たっていた事になるんだけどｗｗｗ

ただ、ソーシャルゲームに対していい印象が無かったので、結構叩かれたりもした。
金儲けに走ったとか、765以外は認めないとか、そんな意見もあった。
9.18でびくびくしてたP達は、とりあえず疑ってかかると言う事を覚えちゃったんだな。
結局、今になってみると気にせず踏み込んだ人が一番得をしている結果になったね。

このシンデレラガールズが与えた影響で最も大きい事は、若年層の取り込みだった。
現代的な絵柄でキャラクター豊富、ちょっとした時間に出来るし、SNSの話題向き。
アニメから入った人達がはじめるには、うってつけの媒体だった。
結果、ライブやラジオをチェックしないライト層を大量に獲得し、アイマスのネームバリューは飛躍的に大きくなる。

その後、ニコニコ超会議で初めて二次創作について言及されたり、シンデレラのCDがオリコンに殴り込んだりしたものの、しばらくは平行線を辿る。
7thライブは一部で「伝説」と呼ばれる程素晴らしい物だった。俺も行った。最高だった。
パチスロ化した時は落胆したけど、結果的にその後の展開に役立つならと無理矢理納得もしたなぁ。
PSPで音ゲーになると聞いたときは、音ゲー勢だった俺は大勝利だったｗｗｗ
ぷちますがアニメ化したときは、本当に面白い物はちゃんとここまで来れるんだなぁと思ったよ。

「7thライブ　ダイジェスト映像」
ttps://www.youtube.com/watch?v=C29Neay03fU


「スロット　ライブインスロット　第一弾PV」
ttps://www.youtube.com/watch?v=rq8NBxsUsps


「PSPゲーム　シャイニーフェスタ　第一弾PV」
ttps://www.youtube.com/watch?v=lmkHpFEg_IE


「ぷちます！　PV」
ttps://www.youtube.com/watch?v=E7yDlLcQHyo



大体周りのPの評価も似たような感じで、しばらくは公式からの発表に一喜一憂する展開が続くが、基本的には平和だ。
例えるなら、アイマス界は激動の戦国時代を抜けて、江戸時代に入った感じだろうか。

そして2013年、アイドルマスターミリオンライブが配信を開始される。

「ミリオンライブ　PV」
ttps://www.youtube.com/watch?v=_x5f92r9sGo



シンデレラのパクリだとか金の匂いがするだとかの、いつも通りな反応がありつつも概ね好評。
……の様に思えたが、初動は良くなかった。思った以上にアニメ絵を嫌うPが多く、様子見の人が多かったんだよね。
また、熱心なファンにとってはかなり驚く戦略がなされていたのも、警戒心が高まった原因かと思う。
それは、あまりにも声優のバックボーンが巨大だと言う事。
関係ないと言えば関係ないが、それを抜きにしてもそれまでのアイマスでは全員声がついているなんて、あり得ない事だった。
また、765プロが一気に50人体制になったのも驚きの一つ。
後輩キャラ（実際はそうとも言えないけど）がどやどやと増えて、765プロが巨大組織になったのだ。
いつのまにか「新人声優の登竜門」扱いを受けているアイマスに、え？そんな大きくなっちゃってる？と戸惑う人は結構いたと思う。

やはりこちらも、主に獲得できたのは既存ファンではなく新規ファン。
こっちは若年層ではなく声優ファンの取り込みが順調に行われ、ライト層ではなくコア層のファンを増やす事に成功した。
ライト層と比べるとコア層自体がそんなに居ないので、母体数自体は少ないが、十分人気コンテンツと言えるまでに成長する。

その後、8thライブが開催。
ゲストにシンデレラとミリオンの声優が登場、劇場版の制作発表もされ、次世代の風が感じられるライブだった。
……らしい。行けなかったんだよ！くそっ！

「ライブで公開された劇場版告知PV」
ttps://www.youtube.com/watch?v=l0ehl5YVFNA



そして劇場版が公開されると、ミリオンに対して否定的だった意見は徐々に軟化していく。
765しか認めない！という人からは、余計反感を買ってしまったみたいだけど、そこら辺は仕方の無い部分かも。
全体的には受け入れ態勢が整って、アニメを主軸にした展開がすっかりお馴染みとなる。

そして、記念すべき大集結ライブ、M@STERS OF IDOL WORLD!!2014が開催される。
765は勿論、シンデレラガールズ、ミリオンスターズ、そしてサプライズでDSの主人公である日高愛役の戸松遥さんが出演。
全員ではない物の、アイマスガールズが勢揃いしたライブはまさに壮観。
そのライブDVD/Blue-layBOXは5時間×2日×オーコメ+特典映像の大ボリューム、ちゃんと見ようと思ったら一週間がかり。
これまでの歴史を感じるアイマスの祭典に、新規古参関係なく湧きに湧いたライブだった。

「BOX販促用　ダイジェストPV第一弾」
ttps://www.youtube.com/watch?v=kUzK68Dh0xw



余談になるけど、このライブでアイマスに戻って来た律子Pの知り合いがいた。
許す許さないとか言ってるのが馬鹿らしくなり、今の楽しさを考えたら是非参加したくなったと言っていたよ。

ほどなくしてSideMが配信開始。

「SideM PV」
ttps://www.youtube.com/watch?v=moEoCSRyi2M



発表当初は誰得の声が聞こえたものの、一番目立っていた意見は「jupitarの活躍できる場所が出来て良かった」だった。
元々jupitarのキャラクター自体は受けていたので、彼らにも活躍する場所を与えてくれと言うのは結構前からあった意見。
それが女性向けと言う形で実現され、多くのPが色んな意味で安堵した事だろう。

しかも、はっきり言わせてもらうと、これがソシャゲの中では一番面白い。
システムは最もシンプルで退屈なんだけど、いかんせんキャラが濃すぎる、シンデレラが霞むぐらい濃い。
最近行われた総選挙の結果発表は色々と衝撃的だった。プロデュンヌよ、君達はそれでいいのか……。
いや、そもそもプロデュンヌは本当に居るのだろうか、こっちでも聞こえて来る声は野郎ばっかだぞ、どうなってるんだ。

男がやって楽しめるかと言われたら、めちゃくちゃ楽しめます。
多少の女性向け要素はあるけど、それ以上にこれをチェックしないのはアイマス関係なく勿体ない気がするｗｗｗ
男がやった場合、課金への意識があまり向かないのも、純粋に楽しめる要因かと思う。

そしてアイドルマスターOFAが発売される。

「ONE FOR ALL　第二弾PV」
ttps://www.youtube.com/watch?v=pXGT4nCJINQ



いろいろ思い出すPVになっていて、ゲーム内容もこれからの新しいアイマスを感じられる物だった。
正直家庭版ではこれが一番面白く、昔から続くアイマスの魅力、新しいアイマスの魅力が詰め込まれたゲームだと思う。
P達からの評価も高く、これをやっておけば今の所間違いないと言える。

そして現在、シンデレラガールズのアニメが放送中。

「シンデレラガールズ　劇場予告版PV」
https://www.youtube.com/watch?v=z9wR6khkTxA



これは説明不要だね、色々な所で好評みたい。

ここからは完全に余談、古参ぶる老害の戯言なのでスルーしてね。

今の所、アイマスはまだ「江戸時代」のまっただ中だと思う。
今年で１０周年になるけど、10thライブで黒船がくるだろうと、個人的には踏んでます。
具体的にはアイマスの祭典再び、そしてできれば「3rdVision」の発表まで行って欲しいなぁ。
あったとしても文明開化に成功するのか、戊辰戦争勃発なのか、散切り頭を叩くだけになるのか、それは分からないけどね
一つだけ確かに言えるのは、アイマスが終わらない限り応援し続けるってところぐらい。
シンデレラのアニメから入った人は、自分が楽しめる範囲でアイマスの世界を楽しんで欲しい。

最後に、あくまで書き込んだ内容は俺個人的な意見ということを断っておきます。
勿論これ以外の意見もあると思うし、あの時はそうじゃなかった、俺はそう思わなかったって意見もあると思うので。
俺視点から見たアイマスの歴史はこんな感じでした、Pによってそれぞれの歴史があるのが当然だと思います。
また、今回の時系列はニコニコ大百科の「アイドルマスターの年表」を参考に、思い出しながら書いてます。
流石に、１０年も追ってるとあの時にあれがあったと詳細には覚えていなかったんでｗｗｗ

長々しく連投失礼、誤字や文法が変な所もあったし、読みにくくて申し訳ない！
以上で終わります。

面白かったよ、ありがとう
後でゆっくりまた最初から読んでみる
お疲れ様でした

>>1先輩お疲れ様です！
自分はPSPからのPです。